中学に入学して勉強が難しくなったと感じた渡辺雄也くん(仮名)に話を聞いてみました。保護者と相談して地元の昔からある個人塾に通うことにしたそうです。塾に通っていても成績は伸びず、学校の宿題も分からないので答えをうつすなどして提出物を出すだけの日々が続いたとのこと。授業に思うようについていけないのですが、友達や先生に分からない事を聞けずに、通学を渋るようになりました。
成績を上げるため、ではなく自分に合った塾を探していた
通っている塾が息子に合わないのではないかと感じた保護者は新たな塾を探し始めます。しかし、地元の個人塾以外は大手の進学塾。成績をものすごく上げたいわけではなく、授業についていき、学校に楽しく通うことが目的だった雄也くん家族にとって進学塾は最適な塾ではありませんでした。ある日こころくらぶの「オーダーメイド」という言葉が目に入り、問い合わせが届きました。
まずは保護者の要望をヒアリング
当時(2021年)こころくらぶは、新しくできたばかりで、知名度も低く通わせている方も少ないため情報を入手するのは難しい状況でした。そこで保護者の方は思い切ってこころくらぶに電話をかけ、こどもさん抜きでまずは保護者の方だけが話を聞きに来られました。個別では非常に高額になる塾代ですが、集団形式でさらにできるだけ本人の希望に沿うように塾の学習を計画していくこころくらぶの方式に賛同いただき、体験することになりました。
雄也くんが体験にきて入塾を決めた理由
雄也くんが体験に来ました。素直で明るく人懐っこい生徒さんでした。勉強が苦手なことがちょっと恥ずかしいようでしたが、できるところからやっていくこと、そして自信をつけたい教科を伸ばしていくことなどを話しました。入塾をすることになりましたが、最終的にA
君が決めました。理由を聞いてみると「話を聞いてくれる」ところと、「勉強が分かる。」というこの2点でした。
思い返してみると「話を聞いた」という部分は、とりとめのない日常のお話でしたが、雄也くんにとっては信頼関係を築くために必要な会話だったのでしょう。また、難しい言葉を使わずに、その子の理解度に合わせた説明をしたために「わかった」に繋がったのかと思います。
成績を上げるためではない、ひとりひとりに寄り添う塾とは
利用を始めて1年が経ちました。学習のこと、学校でのつまずきのことなど、沢山の相談を聞きました。その度にひとつひとつ対応してきたこともあり、保護者の方には大変満足いただいております。
本来は学校と保護者とで連携し、お子さんの伸び悩みに寄り添い、ともに育てて行けるとよいですよね。わたしは29年間、学校で教師として勤めてきました生徒ひとりひとり、またその親御さんひとりひとりに、本当に寄り添いたいと思っても難しいのが現状であることを知っています。保護者も共働きで家庭教育をしようにも教育のプロではなく、また身近だからこそ冷静に教えることができない、という話をよくいただきます。
だからこそ、こころくらぶでは保護者と子どもに寄り添い、成績を上げたい!それだけではない、勉強の楽しさを教えてゆければと思います。
ご相談お気軽にどうぞ
成績・教育相談、また学校での環境を交渉したい、そういったご相談も受け付けておりますので、遠慮なくお電話ください。(1回目無料、2回目から1時間1500円をいただいております。)